タロットカードバトル 公式ルールブック
タロットカードを使用し、小アルカナを駆使して相手のライフ(大アルカナ)を削り合うカードバトルゲームです。
1. ゲームの目的と勝利条件
- ライフ(体力): お互いに、ランダムに選んだ大アルカナ5枚を裏向きで並べてライフとします。
- ダイレクトアタック: 相手のライフに直接攻撃すると、ライフが1枚ずつ減ります。減ったライフ(大アルカナ)は表向きになり、そのカードの「効果」が発動します。
- 勝利条件: 相手のライフが「0」の状態で、シーカー自身に直接攻撃(ラストアタック)を与えると勝利となります。
2. プレイエリアとデッキ
- デッキ: 小アルカナ56枚のみを使用します。
- スプレッド(場): アルカナを出すプレイエリアです。最大3枚まで配置できます。
- トラッシュ(墓地): 破壊されたアルカナや、使用済みの大アルカナを置くエリアです。
3. ターンの流れと基本行動
- ドロー: ターンの初めにデッキからアルカナを1枚引きます(※ゲーム開始時の初期手札は5枚です)。
- サモン(召喚): 手札からスプレッドにアルカナを1ターンに1枚出せます。
- アクション(行動): スプレッドにあるアルカナ1枚につき、1ターンに1度「アタック」や「オープン(表向きにする)」などの行動ができます。
4. サモン(召喚)のルール
アルカナをスプレッドに出す際のルールです。
- 通常召喚: ピップカード(1〜10)はそのまま召喚できます。裏向きで召喚することも可能です。
- コートカードの召喚条件: ペイジ・ナイト・クイーン・キングを召喚するには、以下のいずれかのコストが必要です。
- 前のターンからスプレッドにいる「未行動・表向き」の自陣アルカナ1枚をトラッシュ(破壊)する。
- 自分のライフ(大アルカナ)1枚を、効果を発動させずにトラッシュする。
5. バトル(攻撃)のルール
スプレッドのアルカナを使って相手にアタックします。
- 攻撃制限:
- お互いの「最初のターン」はアタックできません。
- 召喚したばかりのターンは、ダイレクトアタック(ライフへの攻撃)およびラストアタック(トドメ)はできません(相手アルカナへのアタックは可能)。
- 裏向きアルカナの扱い:
- 裏向きのままではアタックできません。攻撃するためには「1アクション」を消費してオープン(表向きに)する必要があります。
- 裏向きのアルカナを攻撃した場合:攻撃側の数字が高ければ破壊できます。同じか低い場合は破壊できず、攻撃側のアクションのみが消費されます。
数字の強弱と特殊ルール
基本は 「数字が大きい方が勝ち(相手を破壊する)」 、 「数字が小さい方が負け(自身が破壊される)」 です。
- 特例(1のカード): 1は2より弱いですが、コートカード(ペイジ〜キング)より強いという特殊な性質を持ちます。
スート(マーク)の相性
スート間には以下の相性関係があります。 【 ワンド < ソード < カップ < コイン < ワンド… 】 (例:剣は杖に強く、杯は剣に強い)
- 相性が良い(有利)場合: 自分より「1つ上の数字」の相手でも破壊できます。
- 相性が悪い(不利)場合: 自分より「1つ下の数字」の相手に破壊されてしまいます。
- 同じマークの場合: 同じ数字同士で戦うと相打ち(両方破壊)になります。
- 相性関係がない場合: 同じ数字同士で戦うと引き分け(どちらも破壊されない)になります。
6. 大アルカナの効果一覧
ダイレクトアタックを受けてライフがめくられた際、即座に以下の効果が発動し、その後トラッシュへ送られます。
| 番号 | アルカナ | 発動効果 |
|---|---|---|
| 0 | 愚者 | 何も起きない。(そのままトラッシュへ) |
| 1 | 魔術師 | デッキから好きなピップカード(1〜10)を1枚手札に加え、デッキをシャッフルする。 |
| 2 | 女教皇 | 相手の手札と、スプレッドの裏向きアルカナを全て確認し、元に戻す。 |
| 3 | 女帝 | トラッシュのアルカナ1枚をスプレッドか手札に加える(コートカードは手札のみ)。 |
| 4 | 皇帝 | 相手スプレッドのアルカナを1枚選び、トラッシュへ送る。 |
| 5 | 司祭 | 次の相手ターン、相手はサモン(召喚)できない。 |
| 6 | 恋人 | 次の自分のターン、サモン(召喚)を2枚行える。 |
| 7 | 戦車 | このライフをアタックしてきた相手のアルカナを破壊する。 |
| 8 | 力 | 自分の場のアルカナ1枚の下にこのカードを横向きで置き、そのアルカナの数字を「+1」する。 |
| 9 | 隠者 | 自分の場のアルカナ1枚の下にこのカードを横向きで置く。そのアルカナはアタックされなくなる(自身がアタックするとこの効果カードはトラッシュされる)。 |
| 10 | 運命の輪 | 即座に自分のターンになる(連続行動)。 |
| 11 | 正義 | お互いの「手札+スプレッド+ライフ」の合計枚数を比べ、少ない方のプレイヤーは1枚ドローする。 |
| 12 | 吊られた男 | このライフをアタックしたアルカナは、次の相手ターンが来るまで行動不能になる。 |
| 13 | 死 | お互いのスプレッドにある表向きのアルカナを全てトラッシュへ送る。 |
| 14 | 節制 | 次の相手のターンの初め、相手はドローできない。 |
| 15 | 悪魔 | 数字「14」のアルカナとして自分のスプレッドに召喚する。次の自分のターン終了時にトラッシュへ送る。 |
| 16 | 塔 | お互いのスプレッドと手札を全てトラッシュへ送り、その後お互いに5枚ずつドローする。 |
| 17 | 星 | デッキから2枚ドローする。 |
| 18 | 月 | 相手スプレッドの表向きアルカナを、全て裏向きにする。 |
| 19 | 太陽 | 自分のスプレッドのアルカナ1枚を選ぶ。そのアルカナは次のターン、2回アクションができる。 |
| 20 | 審判 | お互いデッキから1枚引き、数字を比べる(確認後トラッシュ)。自分の数字が大きければ今回のダメージを無効化し、相手アルカナはアクション済みとなる。その後、このカードは効果を失ったライフとして表向きのまま場に残る。 |
| 21 | 世界 | 未使用の大アルカナからランダムに1枚、ライフとして裏向きで追加する。 |
7. 遊び方アレンジ:ハーフゲーム
1つのタロットデッキ(カードセット)を2人で分けて遊ぶ、手軽なショートプレイルールです。
- デッキの分割: シーカーAは「ワンド・ソード」、シーカーBは「カップ・コイン」のカードを使用してそれぞれのデッキとします。
- 初期設定: 初期手札は「3枚」、ライフは「3枚」でスタートします。
- 相性の変化: マークの種類が減るため、相性は「ソード < カップ」「コイン < ワンド」の2つのみ発生します。
用語集
- シーカー:プレイヤー。
- デッキ:このゲームにおいては、小アルカナ56枚1セットのこと。
- アルカナ:カード。
- ピップカード:小アルカナの内、1から10までのカード。
- コートカード:小アルカナの内、ペイジ・ナイト・クイーン・キングのカード。
- ライフ:大アルカナによって構成されるシーカーの体力。
- スプレッド:アルカナを出すプレイエリアのこと。
- トラッシュ:破壊されたアルカナを置くエリア。
- ハンド:手札。
- カット:デッキを混ぜること。
- ドロー:デッキからアルカナを引くこと。自分のはじめに1枚ドローする。
- サモン:ハンドからスプレッドにアルカナを出すこと。自分のターンに1枚サモンできる。
- アタック:スプレッドのアルカナで相手のアルカナを攻撃すること。
- ダイレクトアタック:スプレッドのアルカナで、相手のライフを攻撃すること。
- ラストアタック:スプレッドのアルカナで、相手自身を攻撃すること。
- アクション:1つのアルカナにつき、1ターンに1度ずつ行動できる。
- オープン:裏向きのアルカナを表向きにすること。