007視線を向けた方向に進む
人間とは、視線を向けた方向に進む生き物である。
狭い道で他人とすれ違うときに、道を譲り合ってぶつかってしまう。そんなときに視線は相手に向いているであろう。
他者を見下し嘲笑っている人がいたら、それはとても無様で、徳の低い人間だと思うだろう。
常に上を向き、自己研鑽をしている人がいたら、おそらくその人物は偉人になるだろう。
人は、常に視線を向けた先に進む生き物である。
100を目指して進む人は、100にたどり着いて満足し、100と書かれた足場を見て、そこで止まってしまう。
仮に100を目指すのであれば、110を、150を、200を目指して進まなければならない。
人は変わることを恐れる生き物である。
現状に甘んじ、上を見ない人は、永遠に停滞を続けるであろう。
そして、人生とは、時間経過で消費される、限りあるリソースであるなのであるから、停滞とはすなわち下へ落ちていくことに他ならない。
他者を見下すものは、自らの位置を確認し、安心感を覚えることができる。
しかしそうして現状に甘んじている内に、他者はすでにその人を追い抜かして上へと進んでいく。
常に上を見続けなければいけない。